今日は小ネタ。所用で血圧計を分解したのでそのレビューしてみます。大した内容でもないのでさくっと行きましょう。
血圧計を分解
今回分解するのはA&Dの上腕式血圧計 UA-611です。オシロメトリック法を用いた測定ができる血圧計です。特筆すべきは何と言っても価格。モノタロウで税別で2590円。安すぎない?
外観
外観はこんな感じ。いたって普通のシンプルな血圧計って感じ。
分解
これどっからバラすんでしょうか。ゴム足外してみたけどネジはない...もしかしたらネジ止めじゃなくてはめ込みなのだろうか。そうしたらもうマイナスドライバーとかで外すしかない。
マイナスドライバーで外しました。ぶっ壊れてしまった。ってえ〜〜ネジあるじゃん四箇所も。一体どうやって外すんだよ...
ドライバでこじ開けた。ネジあるやん…どうなってるのか…折れちゃったよ pic.twitter.com/6Y5zP9F7eI
— ふみ (@fumi_maker) 2019年8月21日
ん?
あっ(察)
あっ、そっかぁ...
ということでA&Dの上腕式血圧計 UA-611を分解するときはまず天板のシールを剥がしてネジを外しましょう!そうすると簡単に外せるようになります。
しかし、天板シールになってるとは盲点だった。明らかに硬い素材だったから天板はプレでできてるものだと思った。いい勉強になりました。
また一つ賢くなった。でも初見の製品でこれを発見するのはかなり難しいよなぁ...。プロの分解師はどうやって分解の糸口を見つけてるんでしょうか。
ただ分解するだけでも奥が深いですね。
あっそっかぁ… pic.twitter.com/L7WNzdDCev
— ふみ (@fumi_maker) 2019年8月21日
中身
中身をみてみました。LCDコントローラーやセンサーのADCをやってると思われるEPSON製の石が乗っていました。EPSONなんて珍しいですね。初めてみました。ちょっとかっこいいかも。
EPSON製の石だ!初めて見た!やっぱり医療機器みたいな信頼性が必要なものだと選ばれるのだろうか pic.twitter.com/tOJ6yXL64N
— ふみ (@fumi_maker) 2019年8月21日
空圧弁(ソレノイド)とポンプですね。こういう小さいやつってどこで売ってるんですかね。空圧使ってなんか作ろうとしても巨大なのしかなくてなかなか難しいです。
これはセンサーですね。チューブが直接刺さるタイプ。
この辺のコストカット術は学びたいところです。バネに直接半田付けとは...
まとめ
今回はA&Dの上腕式血圧計 UA-611を分解してみました。天板のシールを剥がしてネジ止めを外しましょう。
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マンシェットも付いてくる2000円強の激安血圧計。分解します。 pic.twitter.com/sMnz7DZDtU
— ふみ (@fumi_maker) 2019年8月21日
今回はそんな感じです。