今回は技術ブログじゃないのですみません。Twitterのフォロワー数も制御できないほど多くなってしまいあまり私的すぎる(オタクすぎる)ことを長文でいうと恥ずかしいのでこちらで日記を書きます。備忘録的にネットの海に放流しておきます。今となってはAIの情報源にしか(ry
結論としては、今回のライブは一線を退いたかつてのボカロニコ厨には最適なライブで大いに盛り上がることができた。ボカロに限らず様々なジャンルのライブイベントにも参加したいなと思わせる素晴らしい会でした。

謎の初音ミクライブ?
年に2回くらい遊ぶ友達からローソンが主催する初音ミクの謎ライブ当たったんだけどいく?と誘わる。ボカロ歴は小学校5年生からなので意外と長いですが実はマジカルミライやニコニコ超会議など、こうしたイベントには一度も行ったことがなく、いい機会なので行ってみることに。かつてのニコ厨が今では立派な大人になり、経済的な余裕が出てきたんだな。
しかしローソンが主催ってどういうことなんだ。事前になにを準備していけばいいんだなど事前知識ほぼなしで参加することに。さすがに少しくらい予習するべきだった。
あいにく席はあまりよくなく、アリーナの後ろの方。しかし、初参加ということでわくわくだった。かつてのニコ厨は通用するだろうか。
会場とオタクたち
横浜アリーナ。新横浜からも近く店もあったし結構良かった。住んでる場所も神奈川なので近くて助かった。普通は幕張とからしいので本当に助かった。(2時間半コース)
アリーナということで段差もあり見やすく大変良かった。どうやら普段は見えないみたいなことがあるらしく、普段からマジカルミライに参加している人からもポジティブな意見が見られた。
余裕を持って会場外に到着するやいなやここまで人が多いとは。両手で抱えるほど大きいぬいぐるみや色とりどりのはっぴ来ているひとがたくさん。すごいなこりゃ。大量のぬいぐるみで祭壇を作っている人や埋め尽くす大量の缶バッチ(初めて見た)、コスプレのような人、自作グッズなど見ているだけで楽しい状態だった。熱量がすごい。謎ライブということもありてっきりガラガラなのかと思っていたが逆にコアなファンばかりなのかもしれない。コミケも含めこうしたイベントは初めてだったのでここまでファンが世に存在していることに驚いた。また、愛されてるなとしみじみした(何目線?)。
来ている人たちは以外と若く、高校生や新大学生のような若い人たちも大勢。聞いた話によればプロセカの影響でかなり若い人が増え、文化としてギリギリ定着するところまで行ったとのこと。ボカロといえばキモいオタクが人間でもない、謎の萌えキャラ機械音声で盛り上がってるやつという印象だったが、今ではいちコンテンツとして受け入れられいてるというのは感慨深い。今日のアニメ文化や推し活ブームの後押しもあるだろうが、自分のようなボカロで育った人間が経済的自由を持ちつつあるのもあるのでなかと思うなど。
ペンライトは誘ってくれた友達に借りました。助かった。

ライブスタート
まず、ペンライトがきれいすぎる。アリーナということで遠くから俯瞰するような形だったのもそれを加速させてるが、まるで夜景をみているような。思わず見とれるような光景だった。
そして案の定、ステージ上のキャラクターたちは大きくは見えない。双眼鏡が必要だ。でも初めて肉眼でキャラクターを見れたので良かった。技術的なところにももちろん興味はあるが、この透過ディスプレイかLEDディスプレイを思わせない非常に明るい立体感のあるキャラクターという感じで良かった。画面でしかみたことのない、キャラクターが見える範囲にいる、それだけで感動的だった。SS席の前方が当たれば、目線があうらしい。
して、セットリストが最高だった。ちょうど自分が現役だった時代の古めの曲がメインで知っている曲が8割くらいを占めていた。これは異常なことのようで、通常は新しい曲がメインで古い曲を差し込む流れだそうだ。最近はボーカロイドではなくSynthesizerVの重音テト、音楽的同位体花譜などの人気曲が多く実はボーカロイドが歌っているのはDECO27の曲くらいしかしらない。これは本当に助かった。
テオ、ロストワンの慟哭、右肩の蝶、ルカルカナイトフィーバーなど合いの手が反射的に出てくるレベルで聞き込んだ曲たちでぶち上がることができた。気づきとして、演者が疲れないため、こうしたハイカロリーな曲を連続で矢継ぎ早に繰り出しぶち上げることができる。疲れるのは聞いているひとだけ。なんだかライブというよりはDJイベントやダンスクラブに近いようなイベントだなと思った。見てるだけなのに水をがぶ飲みしないと持たない、そんな運動量が多いライブだった。アンノウンマザーグースや激唱、Tell Your Worldなど泣きました。参加した人の感想からは、ここまでバラードのような落ち着いた曲がないのは珍しいとのこと。
あとで判明したが、2013年にも横浜アリーナでマジカルミライが実施されておりそのときを踏襲するようなセットリストや演出があったらしい。もっと勉強しておけばと後悔。
気づき
ボーカロイドという特異性
一歩引いて見てみると、スクリーンのキャラクターにペンライトを振ってるだけという虚無だ。映画館の上映とは何が違うのか、というのは思う。近年流行のVirtual Youtuber(Vtuber)のように中身がおり、その動きが反映されているわけでもない。(VTuberに関しては人間の表現を超えたアイドルを同じと考えて良いだろう。)ただの動画(映画上映)ではないのか、そこに主体性はあるのか、ライブとしてはどうなのかなど様々な意見があるのはわかる。しかし、初音ミクを初めとするボーカロイドキャラクターたちはMVにより様々な姿であり異なるキャラクターである。ストーリーがそれぞれ異なり、キャラクター自体は不定だ。YAMAHAは初音ミクをバーチャルシンガーと称している。
通常の歌手のライブというのはその人間が中心であり、正解であり、すべてである。これがボーカロイドとの決定的な違いで、ボーカロイドでは曲ごとに歌っている人が違うようなものだ。また、人それぞれのボーカロイド像も違うだろう。この難しい認識の違いをすりあわせるために、人間を用いたリアルタイムプレビューによるキャラクター投影ではなくあらかじめ作られた世界観に基づくモーションの投影という実装をしていると勝手に思っている。人間が関与すると人間になってしまうためだ。もちろん単なる技術的・コストの問題はあるかもしれないが、あくまでボーカロイドという実態が存在しない概念であり、その技術的な実装の差で優劣がつく物ではないと個人的には思う。
ただ、さらにイマーシブな体験を向上してほしいという要望はある。投影スクリーンにペンライトを振っているというのではなく、そこにボーカロイドのキャラクターが顕在していると思わせるバーチャル・リアリティーの探求を続けてほしい。そのため出あれば我々ライブに赴く人間は喜んで出資するだろう。そのためにも、ファンをさらに増やし動員を増やさねば。
疲れないボーカロイドたち
通常は曲が終わるとMCがあったり、休憩、準備の時間のためになにかしらイベントのようなものがある。しかし、先述のようにこのライブではほとんど何もなく、数秒の間をおいてすぐに次に曲が矢継ぎ早に繰り出される。DJイベントやクラブに近いなと思った。もちろんこのような物も楽しいし盛り上がれた。見てる側はめちゃくちゃ疲れる。特に今回は激しいノリノリな曲ばかりで休憩する暇がなかった。これは演者が人間ではないため出来ることで、ある意味、YAMAHAが当初打ち出していた楽器としてのボーカロイドを感じる。DJとアイドルの融合といったところだろうか。
個人的にはもっと、MCとか設けてくれてもいいのになと思った。ただ、先述のようにあまり自我がですぎるとキャラクターが人々に固定されてしまう懸念はある。KAITOやルカといったキャラクターはある程度人々の間で共通認識が出来ているので、まあそういうのもありなのかなと。
生演奏と歌唱のクオリティ
やはり生演奏は良かった。また、歌唱もボーカロイドというだけあって完璧である。あまりに、完璧すぎてそのまま過ぎる。個人的にはライブならではのアレンジや演奏のアレンジ、ソロなどがあっても盛り上がるのにな~とは思った。ここでしか聞けないアレンジされた生演奏、そういったのがあってもよいかもしれない。付き添いで男性アイドルグループのライブは行ったことがあるが、そこではそういったそこならではの演奏の満足度は高かった。
マジカルミライでは会場によっては音が割れるほどで大きすぎるという声が聞かれた。今回はスピーカーいっぱい使い切ってる感じがあったが、支障を感じるレベルではなかった。横浜アリーナはわりと音響良いと思います。
SynthesizerVのキャラクターとのコラボは….ないんでしょうか。
ライブ終了後は新横浜駅にたくさんあるお店で打ち上げしました。

まとめ
今回初参加してみて、また別のイベントにも参加したいなと思う、そんな素晴らしいライブでした。マジカルミライ2025や2024のセットリストをみたが、知らない曲ばかり….これは大変だ。勉強しないと。本当に今回のローソンミクは自分にとっては奇跡のようなデビュータイミングだったんだなと思う。直近だとデコミクがあるんだな...もっと早く知っていれば。
また、さらに他のジャンルのライブにも参加したいなと思った。もちろん人間の他のアイドルのライブや、Jazz、オーケストラといったインスト、狭い箱の地下アイドルといった幅広いものを経験していきたいと思わせる、そんな素晴らしい体験でした。(実は仕事でJazzライブを見学する機会がありもう最高でした。)
ただ、行くからにはしっかり勉強して曲覚えて、コールなどもできるようにしたほうが楽しさが増えるのでしっかりやっていこうと思う。
以上です。思想多めの殴り書き失礼しました。