これは何?
ドローンとして実際に飛行できる名刺です.取り急ぎ,情報だけ公開します. これから具体的な実装の手順やプログラムなど公開する予定です.忙しくてまだファームがかけていません.すみません,修論が落ち着いたら書きます.このページは限定公開ページです.(実名とかメールアドレスとか載ってるのでそうしているだけです)
MFT2022でfumiさん(@fumi_maker)からドローン基板付き名刺を頂きました!とても嬉しいです☺️
— ドロヲタ (@dro_ota) September 4, 2022
なんと飛ばせるように回路設計をされているそうです!
(なお個人情報を伏せる条件のもと掲載の許可を得ております) pic.twitter.com/8w3ofI9yu3
実装
どうやって作るの?という話をいただくので簡単に実装フローをご紹介します.
パーツを準備する
BOMを公開予定です.お待ちください...
クリームハンダを乗せる
ステンシルを自作していただくか,手動でクリームハンダをパッドに塗ります.ステンシルの場合,クリームハンダを伸ばすことによって一気に塗ることができます.ステンシルはレーザーカッターなどで作ることができます.厚みは0.2とか0.1とかそれくらいで大丈夫だと思います.
ステンシル自作できるように,基板ファイルも公開予定です.レーザーカッターないよ!って人は爪楊枝とかピンセットで塗るしかないです...すみません
パーツを乗せる
ここが一番時間がかかる工程です.ピンセットで一個ずつパーツをおいていきます.抵抗やコンデンサなど小さい部品を優先してやっていくのが良いでしょう.手動チップマウンタと化しましょう.
リフローする
リフロー炉やヒートガンやオーブンやトースターやホットプレートなどで焼きます.自分はいつもヒートガンでやってしまっていますが,均一に熱を与えるのは結構難しいです.適当にやっているとスイッチが溶けてしまいました.
その後,こんな感じになります.これを裏面もやります.
ちゃんと実装できてていい感じです.ルーペや顕微鏡で見てショートがないかよく確認しましょう.
回路の確認
プログラムは配布予定です(TBD). ここではSBUSレシーバーのデコード,6軸センサの読み出し,モータのドライバ確認を完了しました.
モータホルダーの印刷
モーターホルダを設計して調整しました.配布予定です(TBD).
— fumi (@fumi_maker) September 20, 2022
完成
Q&A
- なんでMPU外付け?
- 入手できるセンサがそれしかなかったため・・・.
- 今後組み込みで入手できるセンサがあればそれに変更します.
- MPU6050もEoLなんですよね.なんかいいのあったら教えてください.
- モジュールによってはプロペラに干渉することもあるので設計変更したい
- モータドライバ周りの回路やばくて草
- はい
- 飛んだの?
- 飛びましたがガッタガタなのでチューニングが必要
- 公開しないの?
- 名前塗りつぶしたりしてもう一回作ります
ほーーん pic.twitter.com/NG3QjGkwmV
— fumi (@fumi_maker) September 28, 2022