基板名刺のページ
初めに
このサイトを見ているということは私からリアルに会って名刺をもらっていることでしょう…このサイトは拡散しないでください。(写真に実名や個人情報があるため)
この基板は何?
本基板はArduino mini(Atmega328-PU 16MHz)互換ボードとして利用することができます。なお、基板にはUSBシリアル変換機能は搭載されていませんのでプログラムを書き込んだり、PCと通信するためには例えばこのようなUSBシリアル変換基板が必要となります。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-11007/ 秋月のこれはそのまま刺さるように設計されています。USBシリアル変換はたくさん使うので持ってなかったら一つくらい持っていても損はないでしょう。
こんなの作ってもしょうがねーよ!と思う方は半田付け練習にでもどうぞ。たまにやると面白いですよ。フィレットをいかにきれいに作るかとか、熱管理とか、鉛フリーでやってみたりとか結構奥が深い。
組み立て
必要な工具
- はんだごて
- ニッパ
- プライヤ(ペンチ)
- はんだ
おすすめ工具などはこちらで書いているのでよろしければどうぞ。
必要な電子部品
一応秋月で揃えられるものだけで作っております。手持ちでやりたい方は適当に読み替えてください。ピンヘッダやソケットはお好みでどうぞ。
部品名 | サイズ | 個数 |
---|---|---|
抵抗(1/4W) | 10K | 1 |
抵抗(1/4W) | 1K | 2 |
セラミックコンデンサ | 0.1uF | 4 |
セラミックコンデンサ | 22pF | 2 |
電解コンデンサ | 47uF | 1 |
水晶発振子 | 16.000MHz | 1 |
小信号ダイオード | 1N4048 | 1 |
LED | 3mm砲弾型 | 2 |
3.3V 三端子レギュレータ | TA48033S | 1 |
マイコン用ICソケット | 28P | 1 |
AVRマイコン ブートローダー書き込み済み | ATmega328P-PU | 1 |
ピンヘッダ類 | 2列、1列、L字お好みで | |
ピンソケット類 | お好みで |
実装
基板名刺裏面に部品リストが乗っているのでそちらの合わせてご覧ください。
ダイオードを実装
普通は抵抗でしょ!と思うかもしれませんが、小信号ダイオードの方が高さが低いのです。先にダイオードをつけます。足はニッパできります。
抵抗を実装
R1、R2、R3を実装する。同様に実装します。抵抗の足を直角に曲げて肩落ちしないように実装してみましょう。
セラミックコンデンサを実装
C1-C6を実装します。C3, C5は22pFなので間違えないようにしてください。多分ちゃんと水晶が発振しなくなります。
水晶発振子を実装
三端子レギュレータを実装
写真では7805を実装していますが実際は3.3Vのレギュレータを実装するようにしてください。足を直角に曲げられるとかっこいいです。
LEDを実装
色はお好みで。
ICソケットを実装
丸ピンソケットのほうがかっこよさはある。
電解コンデンサを実装
大きさによっては途中でつけた方がいいかも。47uFとしていますがお手持ちのもので構いません。
ピンソケット、ピンヘッダを実装
お好みに応じて実装します。実装した方がArduinoっぽくなります。
マイコンを実装
最後にマイコンを乗っけて完成です。Arudinoとして使うのであればブートローダーの書き込みが必要なのでご注意ください。(生のATmegaだとArduino IDEから書き込めません)秋月でブートローダー書き込み済みのもあるのでそっちを検討してください。
ハンダはスルーホールの反対側までしっかり上がってくるようにしたほうが良いそうです。かと言って盛りすぎはそれはそれで良くない。
完成図
回路図
こちらです。画像です。PDFはこちら。
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